Uncategorized

精算の流れ(航空輸送)

精算の流れ(航空輸送)

EX-WORKSの場合

輸送ルート:
Shipper(豊田市)→フォワーダー中部空港/輸出通関→中部空港/航空会社→(Flight)→シカゴ空港→Consignee(Princeton,IN)

【INVOICE No.USA-1234の輸送全費用】

費用項目金額PrepaidCollect
①航空運賃(NGO→ORD)¥50,000-¥50,000
②輸出通関料¥5,000-¥5,000
③地上運送料(フォワーダー中部空港→中部空港/航空会社)¥2,000-¥2,000
*④運送保険料---
⑤米国輸入諸掛費用(通関料、配達料等)¥10,000-¥10,000
⑥米国Import Duty & Tax¥3,000-¥3,000
⑦国内運送料(豊田市→フォワーダー中部空港)¥6,000-¥6,000
⑧取扱料¥1,000-¥1,000
⑨梱包料¥20,000-¥20,000
⑩AWB作成料¥210-¥210
合計¥97,210-¥97,210
*④=フォワーダー保険手配の場合

!!!注意事項!!!
日本輸出通関時の申告価格はFOB価格でなければならない。
EX-WORKSでの出荷の場合、発生した輸出諸掛費用をINVOICE上に標記(手書き)し、FOB価格を算出できるようにすること

輸出諸掛費用のことをFOB Chargeと呼ぶ。
その他の標記例
・OTHER CHARGE
・SHIPPING CHARGE
・INLAND FREIGHT
・EXTRA CHARGE

💰精算の流れ  ☆ALL CHARGES COLLECT

□混載の場合は相手側PARTNERが重要
・荷捌きする為!!
・CCの場合、Cneeに請求する為

Free House Deliveryという貿易条件の概要について

Free House Deliveryとは、貨物をDoor to Door サービスで配送する際に多く用いられる貿易条件で、
クレーム品の交換、サンプルの発送、贈り物等、荷受人(配送先)に金銭面での負担をかけたくない場合に使用されます。

多くの場合、国内通関費用、運賃、仕向地通関費用(関税・消費税等含む)、仕向地国内配達料金等すべてに荷送人が負担します。
荷受人に金銭面の負担をかけないことを前提にされた一種の貿易条件と言えます。

インコタームズにおいては、DAPまたはDDPに近い取引形態ですが、
国際的に通用する規定のある条件ではありません。
エア・フォワーダーとクーリエ業者とでは取扱いが異なります。

クーリエ業者はDOOR TO DOORを前提に運賃設定がしてあり、当初からFREE HOUSE DELIVERYが前提となっています。
フォワーダー扱いの場合のAIR CARGOでのFREE HOUSE DELIVERYは、
仕向地の通関・輸送業者は、通常フォワーダーの関係先を使用します。
配送先指定の業者を使用せねばならなかったり、特殊貨物の場合は取扱いできる業者が限定されたりしていて、
関係先でない通関・輸送業者を使用せざるを得ない場合もあります。

□FREE HOUSE・・・・・現地でかかった諸費用(通関料、配達料、Import Duty ,tax等)を日本のShipperに請求
 Exclude・・・関税、消費税はConsigneeが支払う
Include・・・現地でかかった諸費用+関税、消費税も日本のShipperが支払う

 Duty・・・関税
 Tax・・・消費税

-Uncategorized