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消費税の仕組み

消費税の仕組み

【1】消費税納税の仕組み

図1:消費税納税の仕組み

[個人消費税]
家電販売店でテレビを購入する際、我々消費者は、本体価格の10%の消費税を支払っている。

[事業者消費税]
販売店はお客さんから受け取った消費税を、後日、国に納税。
但し、販売店は商品を仕入れた際に仕入代金の10%の消費税を支払っている為、売上時に受け取った消費税(¥10,000)から、仕入時に
支払った消費税(¥8,000)の差額(¥2,000)だけを国に納税する。

【2】事業者の消費税その1 ➡︎課税事業者

※課税売上が1000万を超える個人・法人事業者は、消費税を納める義務がある。
これを「課税事業者」という。
課税事業者は、『受け取った消費税が多ければ納税し、支払った消費税が多ければ還付を受ける。』

※課税売上:税抜きの売上高
上記【1】図の場合、販売店課税売上=¥100,000、仕入先課税売上=¥80,000となる。

【3】消費税の区分

消費税には、4つの区分がある。

1)課税:日本国内における取引=「物品・サービス等の消費行為」に対して課税するもの
2)非課税:切手、利息、保険料、医療、福祉、教育など
3)免税:輸出物品&取引、国際輸送、外国にある事業者に対するサービス提供など
4)対象外:給与、賞与など

【4】事業者の消費税その2 ➡︎課税事業者に消費税が還付される仕組み

消費税は「支払った消費税」が「受け取った消費税」より多ければ、差し引きがマイナスになる。
つまり、支払超過ということで、そのマイナス分が還付される。

 [各種取引と消費税納付/還付の仕組み]

事業者は1年間の事業年度(決算)毎に、確定申告書を税務署長に提出する。

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